フルーティング(fluting)とは、円柱状の表面から素材を取り除くこと、一般的には溝を彫ること。銃火器では、ライフルのバレルに対して行われる加工だが、リボルバーのシリンダーやボルトアクションライフルのボルトのことを指す場合もある。リボルバーのシリンダーとは対照的に、ライフルは通常、バレルだけでなくボルトもフルートされている。
フルーティングの主な目的は軽量化で、可能な範囲で剛性を犠牲にするものだが、表面積を増やすことで放熱性を高めるためでもある。しかし直径が同じ場合、フルートされたバレルは早く冷却する一方、フルートの無いバレルは多少重い分より頑丈で、吸熱量が大きい。
薬室内面のフルート
多くの銃器は、弾丸の抽出を容易にするために溝付きの薬室を使用している。。
参考資料




