大乗院(だいじょういん)は、神奈川県平塚市にある天台宗の寺院。相模新四国三十三観音霊場第29番札所である。
歴史
創建年代は不明である。ただ治承年間(1177年 - 1181年)に土屋宗遠によって中興されていることから、少なくとも平安時代末期には既に存在していたものと推測される。
その後は、天台宗の相模国における本山として4の塔頭と25の末寺を擁していた。しかし1945年(昭和20年)8月7日の空襲で全焼してしまったが、幸いにも本尊の阿弥陀如来は守り抜くことができた。1949年(昭和24年)に再建された。
交通アクセス
- 秦野中井ICより車10分。
脚注
参考文献
- 稲葉博 著『関東古社名刹の旅(千葉・埼玉・神奈川編)』読売新聞社、1986年



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