内藤 裕紀(ないとう ゆうき、1978年7月7日 - )は日本の実業家。株式会社ドリコム創業者。2003年より同社代表取締役社長。

人物・経歴

東京都出身。1997年に海城高等学校を卒業後、京都大学経済学部に進学。同学在学中の2000年に京都の大学生を中心とした学生団体ドリコムを設立。2001年に日本初となるブログサービス「マイプロフィール」を提供する有限会社ドリコムを設立し、代表取締役に就任。2003年に同社を株式会社化し、代表取締役社長に就任。2006年2月に同社は東証マザーズへの上場し、同市場最年少上場企業経営者として脚光を浴びる。その後一貫して、同社の代表取締役社長として、ソーシャルゲームやインターネット広告など、インターネット領域でのサービス開発・提供に携わる。

また企業経営以外でも、日本における最初期の学生起業家として上場、事業の再興・拡大を導いた経験を活かし、次世代の起業家育成や、IT・プログラミング教育の振興にも積極的に関与するなど、後進の育成を通じたIT業界、日本経済の活性化に取り組んでいる。

身長183.4 cm、体重70.0 kg、シューズサイズ:28 cm。趣味はトライアスロン。その眉目秀麗さと長身から同業者間では「王子」と仇名され、CM出演歴もある。

尊敬する人物に、諸葛亮孔明を挙げている。

略歴

  • 1997年3月:海城高等学校卒業
  • 1998年4月:京都大学経済学部入学
  • 2000年6月:学生団体ドリコム設立
  • 2001年11月:有限会社ドリコム設立。代表取締役に就任
  • 2003年3月:株式会社ドリコムへ組織変更。代表取締役就任(現任)
  • 2004年11月:IT企業経営者向けコンファレンス「NILS」にて登壇。自社株式の上場を意識
  • 2005年1月:株式会社ドリコムテック代表取締役就任
  • 2006年2月:株式会社ドリコム、東証マザーズ上場
  • 2006年5月:株式会社ドリコムジェネレーティッドメディア(現株式会社じげん)代表取締役就任
  • 2006年12月:株式会社ドリコムマーケティング取締役就任
  • 2007年4月:株式会社ジェイケン(現株式会社ドリコム)代表取締役就任
  • 2008年3月:楽天株式会社と資本・業務提携。次世代行動ターゲティング広告領域での事業開発を主導
  • 2009年12月:ソーシャルゲームの可能性にいち早く着目し、事業フォーカスのシフトを決定。米CrowdStar社との協業を開始
  • 2011年6月:ギラン・バレー症候群に罹患。闘病を開始。(現在は完治)
  • 2012年3月:インターネット×教育 領域へ参入。事業拡大を牽引し、同事業は2014年に楽天株式会社との合弁会社、株式会社ReDucateに
  • 2014年7月:学生の起業支援プログラムとしてインキュベーションプログラム『Startup Boarding Gate』を考案・実施支援
  • 2014年9月:株式会社ReDucate取締役就任
  • 2017年8月:株式会社BXD取締役就任

関連項目

  • ブラックパイナーSOS - 実弟の内藤正樹が所属するお笑いコンビ

出典

外部リンク

  • 内藤裕紀 (@no7110) - X(旧Twitter)
  • 内藤裕紀 (no7110) - Facebook
  • 株式会社ドリコム

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