成田 蓮(なりた れん、1997年11月29日 - )は、日本の男性プロレスラー。青森県青森市出身。血液型B型。新日本プロレス所属。
来歴
学生時代はレスリング、剣道、野球を経験。
2016年4月、新日本プロレスに入寮。約1年以上もの練習生期間を経て2017年7月4日、新宿FACEにて開催されたLION'S GATE PROJECT 7の舞台で、海野翔太を相手にデビューを果たす。試合は時間切れによる引き分けとなった。
2017年10月から12月にかけて開催のヤングライオン杯では、4敗1分けに終わった。
2019年2月19日に行われた『ジャイアント馬場没後20年追善興行』の第2試合に出場するも、悔しさをにじませた。
同年9月22日の神戸ワールド記念ホールでのヤングライオン杯終了後、新日本プロレス・ロサンゼルス道場(以下、LA道場)のコーチを務める柴田勝頼に対してLA道場での修行を直訴する。その後、成田のLA道場への海外武者修行が発表された。
2020年12月1日、アメリカで開催された『SUPER J-CUP 2020』の第8試合に同じLA道場生のケビン・ナイトと組んでヒクレオ・KENTA組と対戦した。
5月25日配信のAEWの『AEW Elevation』に初出場し、ロイス・アイザックスと対戦した。
2022年1月4日、東京ドーム大会で復帰戦を闘う成田の師匠・柴田の対戦相手「X」として一時帰国。直前に通常ルールへと変更され、成田も活きのいいファイトを見せるが最後は柴田のPKの前に敗れた。その後は再びアメリカへと戻り、ジュース・ロビンソンとのノーDQマッチに勝利する等経験を積み、10月10日に凱旋帰国。当日の両国国技館大会で凱旋帰国試合を闘い、DOUKIを得意技の成田スペシャル4号で破った。
のちに新設されたNJPW WORLD認定TV王座の初代王者決定トーナメントにエントリーされ、1回戦で石井智宏、2回戦で矢野通、準決勝でSANADAを下して決勝に進出、翌2023年の東京ドーム大会にてザック・セイバーJr.との王座決定戦に臨んだが、惜しくも敗戦となった。
その後も成田は鈴木みのる、エル・デスペラードと共闘し、NEVER無差別級6人タッグ王座を保持するヒールユニット・HOUSE OF TORTUREとの抗争を開始した。
2月11日の大阪大会での王座挑戦に勝利し初のタイトルを獲得すると、新ユニット「ストロングスタイル」を結成した。
2023年12月6日、唐津市文化体育館大会で行われたWORLD TAG LEAGUE公式戦で海野翔太とのタッグで出場し、海野を裏切り対戦相手のEVIL、高橋裕二郎が所属するHOUSE OF TORTUREに電撃加入した。
2024年10月14日、両国国技館大会にてジェフ・コブ、辻陽太との3WAYマッチを制しNJPW WORLD認定TV王座新チャンピオンとなる。
2025年1月30日、仙台サンプラザ大会にてSHO、高橋裕二郎とNEVER無差別級6人タッグ王座新チャンピオンとなる。
人物
- キン肉マン・仮面ライダーシリーズ・ウルトラシリーズの大ファンであり、特にキン肉マンはプロレスに興味を持ったきっかけでもあり、週刊プロレスの「合宿所特集」で紹介された成田の寮部屋内は、スニーカーとキン肉マンを中心にたくさんのフィギュアが飾られていた。
- 自身の世代より一昔前のカルチャーを好きになる節があるようで、上記の特撮類の他に中学時代好きだったプロレスラーに全日本プロレス時代の三沢光晴・虎ハンターとして初代タイガーマスクと抗争していた時代の小林邦昭を挙げている。
得意技
フィッシュ・ホールド
- DOUBLE CROSS
- H.o.Tに新加入後、初戦の海野戦で使用された成田のフィニッシャー。
- 断頭台
- いわゆるジャンピング・ギロチン・ニードロップ。
投げ技
- ブリザード・スープレックス
- 成田スペシャル1号
- 成田スペシャル2号
関節技、絞め技
- 成田スペシャル3号
- スリーパー・ホールド
反則技
- 改良型プッシュアップバーによる殴打
タイトル歴
- 新日本プロレス
- 第6代NJPW WORLD認定TV王座
- 第25代、第30代NEVER無差別級6人タッグ王座(パートナーは鈴木みのる&エル・デスペラード→高橋裕二郎&SHO)
脚注
関連項目
- ヤングライオン
- 柴田勝頼
- 鈴木みのる
- ストロングスタイル
外部リンク
- 成田 蓮 | 新日本プロレスリング
- 新日本プロレス | アミューズWEBサイト




