初代 柳家 小ゑん(やなぎや こえん、1861年5月17日(文久元年4月8日) - 1915年(大正4年)11月26日)は、明治時代に活動した落語家。
来歴
建具職上田八五郎の子として生まれる。10歳で初代談洲楼燕枝の門下に入り、小燕から小燕枝を名乗る。1877年(明治10年)頃に柳亭錦枝となる。
明治10年代後半(1880年代前半から中盤)に3代目柳家小さんの門下で柳家さん枝から同20年代後半に枝之助となる。
明治20年代末(1890年代中盤)に三遊派にて初代三遊亭圓右の門下で三遊亭右鶴を名乗る。1896年(明治29年)に再び3代目柳家小さんの門下で小ゑんとなった。
大正に入り歌舞伎の囃子方に転向し、望月長兵衛と名乗ったという。
脚注
注釈
出典
参考文献
- 諸芸懇話会、大阪芸能懇話会共編『古今東西落語家事典』平凡社、ISBN 458212612X
- 『古今東西噺家紳士録』
関連項目
- 三遊亭圓駒



