大幡駅(おおはたえき)は、かつて埼玉県熊谷市柿沼にあった、東武鉄道熊谷線の駅(廃駅)である。熊谷線の廃止に伴い、1983年(昭和58年)6月1日に廃止となった。
歴史
- 1943年(昭和18年)12月5日 東武鉄道熊谷線の駅として開業。
- 1954年(昭和29年)12月 無人化。
- 1976年(昭和51年)5月 委託化。
- 1977年(昭和52年)3月 駅舎が撤去され、新たに待合室とトイレが設置される。
- 1983年(昭和58年)6月1日 廃止。
駅構造
- 交換可能駅であったが、晩年には単式ホーム1面1線の地上駅となっていた。
- 1976年(昭和51年)より、切符は駅前の商店が委託販売をしていた。
- 1977年(昭和52年)までは駅舎もあり、形状は妻沼駅とよく似ていた。
利用状況
1978年(昭和53年)の乗降客数は1日平均704名で、熊谷市街地への買物客や、熊谷市立女子高等学校への通学客が多かった。
駅周辺
- 大幡団地
- 熊谷市立大幡小学校
- 熊谷市立大幡中学校
- 熊谷市立女子高等学校(2008年(平成20年)廃校)
現状
駅跡は廃線後もしばらくの間そのままの状態だったが、やがて撤去された。2022年現在、付近の廃線跡は道路に転用されている。道路外側に鉄道用の柵で囲まれた広い敷地が残るほかは、目立った駅の痕跡はない。
隣の駅
- 東武鉄道
- 熊谷線
- 上熊谷駅 - 大幡駅 - 妻沼駅
脚注




![鉄道 私鉄・東武鉄道 熊谷線 大幡駅ホームの写真素材 [FYI04172826] ストックフォトのamanaimages PLUS](https://cdn.plus.amanaimages.com/uploads/items/041/728/26/preview/FYI04172826.jpg)