『ケータイ刑事 銭形愛』(ケータイでか ぜにがたあい)は、2002年10月6日から2003年3月30日までBS-iで放送されたテレビドラマ。「ケータイ刑事 銭形シリーズ」の第1作。全26話。主演は宮崎あおい。
概要
警視総監を祖父に持つIQ180の女子高校生で、銭形四姉妹の長女・銭形愛が、携帯電話を武器に難事件を解決する刑事ドラマ。以降のシリーズに比べてコメディ要素が少なく、シリアスな推理ドラマ色が濃かった。コメディ要素は少ないものの後にシリーズの定番となっていくギャグや小ネタのベースとなるようなエピソードも多数あり色々含めてシリーズの土台を築いた作品である。
2006年公開の映画『ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密〜銭形姉妹への挑戦状』には、長女・銭形愛役の宮崎あおいは既に高校を卒業していたなどの理由により出演していない。
この件に関してプロデューサーの丹羽多聞アンドリウは、「宮崎あおいちゃんは高校を卒業して、大人の女優へと成長したため」とコメントしている。
テレビシリーズ終了後に那須博之監督で映画「ケータイ刑事 銭形愛」が計画されていたが、当時那須監督が撮影していた「デビルマン -DEVILMAN-」の撮影が長引いたことなど諸事情が重なり幻に終わった。
特記
- 愛という名前は単純にBS-i のi(あい)から付けられた。
- 第1話のエンディングのみ、済マークではなく、「To be continued…」となっている。
- 第5話で愛の誕生日は11月3日とされている。また、BS-iホームページの銭形愛プロフィールでは11月4日と紹介されているが、オープニングのプロジェクター画面では昭和60年6月4日生、ふたご座と表示されている。
- 第25話のみ、愛の制服のタイの色が違う。これはこのエピソードがCGを多用しており、普段着用している青のタイでは、クロマキー合成処理用のブルーバックと同化し、透けてしまうためである。また、CG部分のみ4:3制作になっている。
- 柴田太郎は当初、準レギュラーであったため、第4, 6, 8, 10, 11話では登場シーンがない。また、登場してもセリフが極端に少なかった。
- 以後のシリーズでは13話ごとにDVD-BOXがリリースされているが、この作品のDVD-BOXは全26話が一括収録されている。ポスターおよびDVD-BOX 、レンタル用ビデオ・DVDのジャケットは1種類しかない(以後のシリーズでは複数ある)。
登場人物
- キャスト
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- 銭形愛:宮崎あおい
- 五代潤:山下真司
- 柴田太郎:金剛地武志
- 「警視庁から入電中」ボイス:菅原牧子
設定
主題歌
- 彼女の情景(歌:オノ・アヤコ、作詞:渡辺なつみ・小野綾子、作曲・編曲:コモリタミノル)
放送リスト
※日付はBS-TBS における初回放送日。
DVD
- ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX
- DVD-Video 五枚組
- 規格番号: BBBJ-9069
- 2003年5月22日発売
- 初回特典: 銭形愛携帯ストラップ
- 発売元: TBS
- 販売元: 株式会社ハピネット・ピクチャーズ
脚注
外部リンク
- ケータイ刑事 銭形愛
- ケータイ刑事 銭形愛 - U-NEXT




