「ホワット・アイ・アム」(What I Am)は、アメリカ合衆国のロック・バンド、エディ・ブリケル&ニュー・ボヘミアンズが1988年に発表した楽曲。バンド初のアルバム『星に輪ゴムを』(1988年)からの第1弾シングルとしてリリースされた。12インチ・シングルには、アルバム未収録の「Walk on the Wild Side」(ルー・リードのカヴァー)がB面曲として追加された。
反響・影響
アメリカでは1989年3月4日付のBillboard Hot 100で7位に達し、バンド唯一の全米トップ40シングルとなった。全英シングルチャートでは7週トップ100入りし、最高31位を記録した。
本作は1989年公開の映画『愛の宅配-ピザ・ボーイ』のサウンドトラックで使用された。
カヴァー、サンプリング
ティン・ティン・アウト with エマ・バントンによるカヴァー
ティン・ティン・アウトは、1999年のアルバム『イレヴン・トゥ・フライ』で、エマ・バントンをゲスト・ボーカリストに迎えた本作のカヴァーを発表した。同年シングル・カットされ、全英シングルチャートではティン・ティン・アウトとしては最高位の2位を記録したが、ジェリ・ハリウェル(バントンと同じくスパイス・ガールズのメンバーとして活動していた)の「リフト・ミー・アップ」に1位を奪われる結果となった。なお、このカヴァーはバントン初のソロ・アルバム『A GIRL LIKE ME〜永遠の少女』(2001年)にも収録された。
その他
- ニュー・エディション - アルバム『ホーム・アゲイン』(1996年)収録曲「サムシング・アバウト・ユー」でサンプリングを使用した。
- アレサ・フランクリン - アルバム『ア・ローズ・イズ・スティル・ア・ローズ』(1998年)のタイトル曲でサンプリングを使用した。
- アイアン・アンド・ワイン - 2018年、Spotifyを通じて本作のカヴァーを配信した。
脚注



