末政 実緒(すえまさ みお、1983年4月1日 - )は、自転車競技MTB、ダウンヒル、フォークロス(4X)およびクロスカントリー (XC)の選手である。女性。兵庫県神戸市出身。最終学歴は、兵庫県立神戸高塚高等学校卒業。
経歴
8歳のときに、マウンテンバイクのトライアルをはじめ、9歳のときに全日本選手権優勝。1996年、1997年に世界選手権シリーズ連覇。1998年にダウンヒルに転向。1999年、2000年の全日本3大タイトルを獲得。さらに2001年、アメリカ合衆国のヴァイルで開催された世界自転車選手権ダウンヒル・ジュニア部門で優勝。
2002年より同種目のエリートに転身。2004年、フランスのレ・ジェトで開催された同大会同種目において、8連覇中の女王、アンヌ=カロリーヌ・ショソンの不参加があったとはいえ、優勝のヴェネッサ・クインに次いで2位に入り、日本人選手として、マウンテンバイク世界選手権で初のメダルを獲得した。
全日本選手権ダウンヒルは2000年から17連覇しており、連覇記録更新中である。この他、UCIマウンテンバイクワールドカップのフォークロス部門において、2003年、2007年、2008年の各年度総合3位、2002年のアジア競技大会・ダウンヒル優勝、アジア選手権・ダウンヒルで10度(2003年から2010年まで8連覇)優勝等がある。
2013年からはクロスカントリーにも参戦し、JCFジャパンシリーズ八幡浜で優勝、全日本選手権で2位を獲得し、翌2014シーズンはクロスカントリーのワールドカップシリーズに参戦した。2015年と2016年には、ダウンヒルと合わせてクロスカントリーでも優勝し、2年連続全日本選手権マウンテンバイク競技のダブルタイトルを獲得した。
主な戦績
トライアル
ダウンヒル・フォークロス
クロスカントリー
世界選手権の成績
脚注
外部リンク
- MTBダウンヒル プロライダー末政実緒公式サイト



